防犯してますか?

泥棒はここを狙っている!

事務所荒らし編@




防犯博士
防犯レスキュー顧問:防犯博士

 ひと口に「事務所」といってもさまざまな形態があることでしょう。

例えば自宅兼用、自社ビル、雑居ビルのテナント、マンションの一室であり・・・。

 自宅兼用やマンションの一室の場合は、一般住宅と同じ防犯対策で対処することができます。それについては空き巣編で紹介していますので、ここでは雑居ビル・自社ビルの防犯について取り上げたいと思います。

 雑居ビルや自社ビルの場合、泥棒の狙い目としては・・・

1. 人の出入りが比較的自由なので、正面から堂々と入ることができる
2. 事務所の業務が終了したあとの夜間は、人がいないので発見されにくい。
3. 複数の事務所を一度に狙うことができる。
4. オフィス街の場合、日曜・祝日は人通りが少ない。

というところです。

対策
 ビルに侵入してしまえば、事務所へ侵入する際は一般家庭と同じように出入口や窓から、ガラス破りや錠破りによる手口で侵入されるケースが多くなっています。

従来のドアや窓の構造上の弱点を突かれるのは一般家庭と同じで、弱点を補強するような対策が必要になります。

 その例としては・・・

1. 出入口や窓に補助錠やセンサーアラーム等を取付ける。
2. ドアとドア枠の間にすき間がある場合は保護プレートを取付ける。
3. 採光窓がついている入り口ドアの場合は、防犯ガラスに取り替えるか、飛散防止フィルムを貼る。
4. 窓ガラスを防犯ガラスに取り替えるか、飛散防止フィルムを貼る。
5. 窓に面格子やシャッターを取付ける。
6. 中古テナントに入居したときにはカギを新しく取り替える。
7. カギを持っていた従業員が退職する場合はカギを取り替える。従業員の入れ替わりが頻繁にある時は暗証番号式の錠に取り替える。

というような対策をすると良いでしょう。

また、ビルの共用部分に関しては、


1. ビルの入り口にオートロックを設置する。
2. ビルの入り口に警備員を配備して、人の出入りを管理する。
3. ビルの入り口、エレベーターホールなどに監視カメラを設置する。
4. エレベーターに防犯カメラや非常ボタン・インターホンを設置する。
5. 出入口付近の廊下にはダンボール箱などの荷物を置かない。=見通しを良くする。
6. 非常階段や非常口の扉は施錠しておく。=外から非常階段で侵入するのを防ぐ。
7. 屋上は立ち入り禁止にする。=屋上からロープを伝って窓から侵入するのを防ぐ。
8. 屋外の敷地は照明をつける(センサーライトも可)。

といった対策が有効です。

管理会社でなければできないものも多数ありますが、各テナントが管理会社に提案することで実現する可能性は高くなるでしょう。

しかし基本は「自分の身は自分で守る」という意識で各テナントが防犯対策をすることが大切です。

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